狭い門から入りなさい (マタイ7-13)
狭い門から入りなさい。
滅びに通じる門は広く、その道も広々として、
そこから入る者が多い。
Enter through narrow gate; for the gate is wide and the road is easy that leads to destruction, and there are many who take it.
(マタイ7-13)
「しかし、命に通ずる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない」(マタイ7-14)と、この句は続きます。
「狭い門」、「命に通じる門」とは何でしょう。
それは、イエス・キリスト自身です。
イエスは、「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。」(ヨハネ14-6)とおっしゃいました。
つまり、イエス・キリストに通じる道は細く、その門は狭いのだということになります。
この日本でキリスト信者は、人口の1%もいません。
好き好んでキリストの門を潜ろうとする人など、ほとんどいません。
やはり狭き門なのです。
ところで、誤解がないように申し上げておきたいと思いますが、信者になればイエス・キリストに通じるかといえば決してそうではありません。
たとえ信者であってもその言動や生活でキリストを否定していれば、信じていないのと同じかそれ以上にたちが悪い。
そういう人は、滅びに通じる門を通り、その道を歩いているのです。
逆に、キリスト信者でなくても行いにおいて正しく、まわりの人に親切で愛情深い人がいます。
そういう人の方がずっとキリストの御心にかなっています。
そういう人こそ「命に通じる門」を通っている人なのです。
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