わたしの言葉は決して滅びない(マタイ24-35、マルコ13-31、ルカ21-33)
天地は滅びるが、
わたしの言葉は決して滅びない。
Heaven and earth will pass away, but my words will not pass away.
(マタイ24-35、マルコ13-31、ルカ21-33)
悲しいけれど、天地万物はいずれ滅びます。
人間を取り巻く自然も、人間が作ったものも、時がくれば滅びます。
どれだけ広大なものでも物質できているものは、すべて滅びます。
あなたが愛する人々の体も、あなた自身の体も・・・・・・。
この世界で滅びないものは、ひとり神さまだけです。
その神が言われるわけです。「わたしの言葉は決して滅びない」と。
「聖書が永遠のベストセラー」だと言われるのは、永遠に滅びることのない神の言葉を伝える書物だからでもあるのでしょう。
人間には、その言葉を受け入れる自由と受け入れない自由があります。
多くの人は、「なるほど、あれはいい言葉だ。覚えておこう。しかし、この言葉はどうも理解できないし、気に入らない」と思うものです。
正直に言えば、わたしもその一人です。
ただ、そういうわたしが滅びても、神の言葉は滅びることはありません。
この世は神の語った真理を受け入れることも、反逆することもできますが、どれだけ反逆しても滅びるのはこの世で、真理の方ではありません。
時間を超えて存在される神にとって、何千年の歴史は常にご自分の眼前に展開されています。
神には、この世の過去も現在も未来も見えているのです。
当然ながら、この世の滅びの有様も・・・・・・。
ですから、神さまは言われるのです。
滅びるものではなく、決して滅びないものを手に入れるようにと。
さて、あなたは、どうしますか。