赦し合いなさい(コロサイ3-13)
互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。
主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。
Bear with one another and, if anyone has a complaint against another , forgive each other; just as the Lord. Has forgiven you, so you also must forgive.
(コロサイ3-13)
自分に悪意をもち、自分に害を与えた人を赦すのは容易なことではありません。
赦すためには、三つのことが必要です。
まず、理解すること。
あの人は、あのとき、ずいぶん疲れていたから、あんなことを言ったんだ、と言い訳をさがしてあげること。
二つ目、忘れること。
小さなことをいつまでも根にもたないで、気にしないこと。
たぶん、相手はとっくの昔に忘れているか、気づいてもいないかもしれません。
そして、三つ目は、愛することです。
でも、自分に悪意をもつ人を愛するのはとても難しいことです。
ただしキリスト教の愛は、ギリシャ語の「フィリア」(感情的な愛)ではなく、「アガペー」(理性的な愛)です。
相手を感情的には受け入れられなくても、嫌いなままでもいいのです。
その人にごくふつうに親切な行いをしてあげるのです。
わたしたちも実は、神さまから赦され愛されています。
十字架のキリストをじっとみつめてみてください。
キリストは、わたしたちの罪を赦し、償うために、数々の重い苦しみを忍ばれました。
わたしたちは、人を責めるより、苦しみながらも人を赦すことが求められているのです。
わたしは弱いときにこそ強いからです (コリントⅡ 12-10)わたしは弱いときにこそ強いからです (コリントⅡ 12-10)
すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分...