心の灯

ぬくもり~私たちのお母さんであるマリア様の愛

お母さんがニコニコしながら子どもを見つめる表情は、とても美しいものです。

子どももきっと、そう思っています。

笑顔のお母さんを子どもは大好きです。きっとお母さん自身も、怒っている自分よりも笑顔の自分の方が好きでしょう。

しかし、子どもが思い通りにならないと、お母さんはイライラしてきます。ガミガミ怒ってしまいます。

それで、しつけがうまくいくかというと、いかないのです。

むしろ、うまくいくお母さんは、ふつうニコニコしています。

うまくいくから、笑顔になるというよりも、笑顔だからうまくいくのです。

イソップ童話の「北風と太陽」の話を思い出してみましょう。

旅人の外套を脱がすために、北風は力いっぱい強い風を旅人に吹きつけ、外套を吹き飛ばそうとしました。

しかし、旅人は北風が力をこめて冷たい風を吹きつければ吹きつけるほど、必死で身を堅くして抵抗したのでした。

一方、太陽は旅人に笑いかけるように、にこやかに暖かな光を旅人に与え続けました。

すると、旅人は着ている外套を脱ぎたくなって自分で脱いでしまったのです。

ガミガミ怒ってばかりの子育てでは、この北風と同じです。

子どもは、反発心をもち、親が望む行動はとりたがらないか、親のいうとおりにしたとしても、納得せずイヤイヤ従うでしょう。

ニコニコ笑顔での子育ては、太陽のやり方と同じです。

子どもは母親の笑顔や温かさに見守られ、励まされ、自主性をもって行動していけるのです。

ところで、私たちのお母さん、マリア様は、この太陽ママのように私たちをいつも温かく見守っていてくださっています。

祈りを通して、マリア様の愛をいつも感じることができればいいですね。

ラジオ「心のともしび」2017年9月放送原稿