お知らせ

どこよりも詳しい⁉教皇フランシスコ(ローマ法王)の来日情報!

第266代教皇フランシスコの訪日が決まりました。

ローマ教皇の来日は、1981年の第264代教皇ヨハネ・パウロ二世以来38年ぶり、2度目となります。

今回の教皇来日のテーマは、「すべてのいのちを守るため〜PROTECT ALL LIFE」です。

このサイトでは、教皇フランシスコ(ローマ法王)の来日情報を随時、更新してお知らせしていきます。

日程・予定(ミサ)など

日程・訪問予定地

2019年11月23日(土)~26日(火) 訪問地: 長崎・広島・東京

タイを訪問された後、4日間の予定で来日されます。

2019 年 11 月 23 日(土) バンコク-東京

09:30 航空機にて東京へ
17:40 東京国際空港(羽田空港)到着
17:40 歓迎式 東京国際空港(羽田空港)にて
18:30 司教との集い ローマ教皇庁大使館にて(教皇の講話)

2019 年 11 月 24 日(日) 東京-長崎-広島-東京

07:20 航空機にて長崎へ
09:20 長崎空港 到着
10:15 核兵器に関するメッセージ 長崎爆心地公園にて (教皇のメッセージ)
10:45 日本二十六聖人殉教者への表敬 西坂公園・殉教の記念碑にて
(教皇の挨拶、お告げの祈り)
長崎大司教館にて 昼食
14:00 ミサ 長崎県営野球場にて (教皇の説教)
16:35 航空機にて広島へ
17:45 広島空港 到着
18:40 平和のための集い 広島平和記念公園にて (教皇のメッセージ)
20:25 航空機にて東京へ
21:50 羽田空港 到着

2019 年 11 月 25 日(月) 東京

10:00 東日本大震災被災者との集い “ベルサール半蔵門”にて (教皇の講話)
天皇陛下との御会見 皇居にて
11:45 青年との集い 東京カテドラル聖マリア大聖堂にて (教皇の講話)
教皇随行団と共に昼食 ローマ教皇庁大使館にて
16:00 ミサ 東京ドームにて (教皇の説教)
首相との会談 官邸にて
要人および外交団等との集い 官邸にて (教皇の講話)

2019 年 11 月 26 日(火) 東京-ローマ

07:45 イエズス会員とのプライベートなミサ 上智大学クルトゥルハイムの チャペルにて.イエズス会員と共に朝食およびプライベートな集い イエズス会 SJ ハウスにて
09:40 病気・高齢の司祭を訪問 イエズス会 SJ ハウスにて
10:00 上智大学への訪問 (教皇の講話)
11:20 別れの式 東京国際空港(羽田空港)にて
11:35 航空機にてローマ(フィウミチーノ空港)へ
17:15 ローマ(フィウミチーノ空港)到着

教皇ミサ(参加申し込み)

長崎 11月24日(日)13:30~15:30 長崎県営野球場(ビッグN)

東京 11月25日(月)15:30~17:45 東京ドーム

下記、カトリック中央協議会の特設サイトから参加申し込みができます。(終了しました)

特設サイトhttps://popeinjapan2019.jp

各行事のライブ配信【公式Youtube】

各行事の様子は、「POPE IN JAPAN 2019【公式Youtube】」
にて今後、ライブ配信されます。

https://www.youtube.com/channel/UCYU5ZWthxsnKUiU8Kr3nv6A

入場できなかった方は、どうぞご覧ください。

他の関連情報

今後、行事日程やミサの詳細、関連情報などは随時、上記の特設サイト等を通じて発表される予定です。

このブログでも、後日、追記していきます。

メディアの報道から

9月13日の報道から

菅義偉官房長官は9月13日の記者会見で、法王の訪問について「国際社会に対し、被爆の実相に関する正確な発信を行う上で重要だ」と述べた。来日中に天皇陛下と会見し、安倍晋三首相と会談する予定だと明らかにした。

(出典:NHKニュース)

9月14日の報道から

長崎県からは歓迎と期待の声が上がった。関係者によると、法王は11月24日に長崎市入り。爆心地公園と日本二十六聖人殉教地を訪ね、県営ビッグNスタジアムで大規模ミサを開催後、広島へ移動する方向で調整している。

中村法道知事は「県民と共に心から歓迎したい」と喜んだ。世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」についても、法王には「できれば歴史に触れていただきたい」。

被爆後の長崎で撮影したとされる「焼き場に立つ少年」の写真に関心を寄せる法王は、長崎から世界へ核兵器廃絶を訴える見通しだ。田上富久長崎市長は「『長崎を最後の被爆地に』との願いを込めた未来へ続くメッセージを発信していただきたい」と期待した。

「数ある国々の中でキリスト信者が極めて少ない日本に来てくださる」。カトリック長崎大司教区の高見三明大司教はこう感謝し、平和のために「私たちも具体的な行動を取らないといけない」と決意を示した。(出典:長崎新聞)

9月24日の報道から

日本訪問の準備を進めるローマ法王・フランシスコがKTNの単独取材に、被爆地、そして核兵器廃絶への思いを語りました。

ローマ法王 フランシスコ 「私は殉教者の歴史、広島と長崎の犠牲になった人々の体験を読むとき日本に対して深い感動と尊敬を感じて(覚えて)います」

ローマ法王として38年ぶりの来日を発表して初めてメディアに今の思いを語った法王フランシスコ。

これまでも核兵器の脅威を繰り返し訴え、今年11月には被爆地・長崎と広島などを訪れる予定です。

ローマ法王 フランシスコ 「殉教者たちは信仰に基づいた確信を証しし、そして彼らは自分たちの信仰と尊厳を守るために命を捧げた。もう一つの殉教は原爆の現実。私は原爆を体験した日本が努力して再建したということに対して感心する。日本は生まれ変わるという姿勢を持っている国。だから前進することができる民。原爆は私が想像できないこと。何回も繰り返し言ってきたことを理解していただきたい。核兵器、原子力を戦争のために使うということは非倫理的、反倫理的であるということです」

法王が被爆地・長崎と広島でどのようなメッセージを発信するのか、被爆者のみならず、多くの人が注目しています。

今回の訪日のテーマは「すべてのいのちを守るため~ PROTECT ALL LIFE」で、法王は高齢者の孤独死や児童虐待にもついてもふれ「人類は子どもたちと高齢者を大切にする文化を作っていかなくてはならいない」とも語っています。(出典:KTN長崎テレビ)

NHK ニュースWEB

「ローマ法王、法日~被爆者へのメッセージ~」

このサイトは、基礎知識も含めて、良質の報道がなされています。動画付です。

教皇フランシスコとは?

プロフィール

第266代教皇フランシスコ(ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ)。

2013年3月13日~現在、在位。1936年12月17日、アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。イエズス会出身。アルゼンチンで同会の管区長、神学院長などを務めた後、ブエノスアイレス大司教に。そこから教皇に選出。イエズス会出身、またラテンアメリカ出身の初の教皇。

教皇(法王)とは?

教皇(きょうこう、ラテン語: Pāpa、ギリシア語: Πάπας Pápas、英語: The Pope)は、キリスト教の最高位聖職者の称号。

一般的にはカトリック教会のローマ司教にして全世界のカトリック教徒の精神的指導者であるローマ教皇を指す。バチカン市国の元首。教皇の地位は「教皇位」、あるいは「教皇座」と呼ばれる。また、教皇の権威のことを「聖座」、「使徒座」ということもある。現在の教皇はフランシスコ(第266代)。

日本語では「ローマ法王」と表記されることも多いが、日本のカトリック教会の中央団体であるカトリック中央協議会は「ローマ教皇」の表記を推奨している。

教皇フランシスコのエピソード

教皇フランスコは世界中の人から大人気。いろいろなエピソードがあります。

質素倹約の庶民派

新ローマ法王の就任式の際して、アルゼンチンの駐バチカン大使に電話をかけ、「司教や信者が高価な長旅をして(ローマに)会いに来る必要はない。代わりに貧しい人々にそのおカネを与えて」と述べたという。

出典<新ローマ法王>「就任式、来ないで」アルゼンチン信者らに (毎日新聞)

新法王が19日の就任ミサで身に着ける権威の象徴の指輪が伝統的な金製ではなく、金メッキを施した銀製であることを明らかにした。「質素な教会」を目指す法王が華美な印象を避けるために選んだとみられる。

出典:権威の指輪は金メッキ 質素好む新法王、伝統破り:イザ!

ブエノスアイレスの大司教時代も質素な生活を貫き、大司教公邸ではなくブエノスアイレス郊外のアパートに住んで自炊生活を送っていました。

出典:いつくしみセンターブログ

(枢機卿の時から)地下鉄やバスで移動し、ローマに行くときはエコノミークラスに搭乗する

出典:ローマにエコノミークラスでやってきた新法王 移動はバス、電車と驚きの『質素生活』 J-CASTニュース

常に自然体で、サッカーやタンゴが大好き

アルゼンチンの慎ましい鉄道員の家庭に生まれ、労働者階級出身の典型的な一面を持つと言われている。
地元のタンゴ・クラブとサッカーチームへの情熱だけは特別。
アルゼンチンを代表する文化・スポーツということもあり、「アルゼンチン人らしい」と好印象。

出典:新法王はタンゴとサッカー好きの「庶民派」国際ニュース : AFPBB News

非常にリラックスしていて、公衆の面前でも私生活と変わらない振る舞い」をする。常に自然体で、「自分らしくあろう」と心に決めている様子だという。

出典:ユーモアあふれる新ローマ法王、就任直後の発言の数々 (AFP=時事)

これからも紹介していきます。

「結び目を解く聖母マリア」と教皇フランシスコ

「結び目を解く聖母マリア」について

教皇フランシスコは、若かりし司祭の頃、ドイツで「結び目を解く聖母マリア」の絵を見て、大変感銘を受け、以来、「結び目を解く聖母マリア」への信心がとても深いそうです。

16世紀、当時ドイツでは結婚式の時、生涯を共に歩むというシンボルとして、新郎、新婦の片方の腕にウエディングリボンを結ぶ習慣があったそうですが、ある一人の貴族が、妻が離婚したがっていることを知り、尊敬する神父に、今はもつれ絡まってしまった自分のウエディングリボンを持って相談に行ったそうです。神父の聖母への熱い祈りが聞き入れられ、その夫婦は、生涯幸せな結婚生活を全うすることができたというお話です。

時は過ぎ、その貴族の孫が神父に叙階された時、祖父と神父との素晴らしいエピソードに感動した彼は、そのテーマで絵を依頼、それが「結び目を解く聖母マリア」の絵として誕生したのです。(出典:心のともしび運動サイト)

「結び目を解く聖母マリア」の祈り

聖母マリア神の臨在に満ちた方
あなたはご生涯を通じて、まったく謙遜に御父のみ旨を受け入れ 悪魔さえもあなたを罠や誘惑に陥れることはできませんでした。
あなたはすでに息子イエスと結ばれ、私たちのすべてのもつれを 解いてくださり、単純かつ忍耐強く私たちの人生に絡み合った結 び目をどのように解くのかを身をもって示してくださいました。
あなたはいつも私たちの母として、主イエスと私たちを結ぶ絆を 示してくださいます。

聖母マリア 神の母 私たちの母
私たちの人生のもつれ、結び目を母の心で解いてくださるあなた のみ手に委ねます。私たちを苦しみや不安から解放してください。
あなたの取り次ぎによって、あなたの模範に倣うことによって 私たちを悪から解き放ち、私たちと神との交わりを妨げる結び目 を解き、不安、過ち、誘惑、すべてのものから解放してください。
あらゆることのうちに主イエスと出会い、主に心をとめ、兄弟姉 妹のうちに、いつもイエスに仕えることができますように。 アーメン