わたしにしてくれたこと(マタイ25-40)
わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。
Just as you did it to one of the least of these who are members of my family, you did it to me.
(マタイ25-40)
この世には、小さくされた人々がいます。
病気の人、貧しい人、社会の片隅で見捨てられだれからも顧みられない人。
そういう人たちにしてあげたことは、わたしにしてくれたことだとイエスは言います。
わたしたちのまわりに、このような「最も小さい者」はいないでしょうか。
よく目をこらしてみると、その人は、わたしたちの家庭の中にいるかもしれません。
同じ教室、同じ職場の中にいるかもしれません。
だれからも愛されていないように感じている人。
見捨てられていると感じている人。
その人は、わたしたちの家族の一人かもしれません。
同僚、クラスメートの一人かもしれません。
親戚、友人の一人かもしれません。
インドに来てボランティアをするよりも大切なことは、自分の身近な人々に親切にすることだと、マザー・テレサは次のように言いました。
「年老いた両親のために一輪の花を持っていったり、ふとんを整えてあげたり、仕事から戻ってきた夫をほほえんで迎えてあげるだけでいいのです。
学校から帰ってきた子を迎えてやり、声をかけてあげてください。
今、こういったふれあいが失われています。
忙しすぎてほほえむ暇も、愛を与えたり、受けとめたりする暇もない、そういう生活になっていませんか」
あなたがたは地の塩である(マタイ5-13)あなたがたは地の塩である(マタイ5-13)
あなたがたは地の塩である。
だが、塩に塩気がなければ、その塩は何によって塩味が付けられよ...