空の鳥をよく見なさい(マタイ6-26)
空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。
Look at the birds of the air ; they neither sow or reap nor gather into barns, and yet your heavenly Father feeds them. Are you not of more value than they?
(マタイ6-26)
・・・・・・・・・・・・・・・・
わたしたち人間は、自分のことであやこれ思い悩みます。
何を食べようか、何を飲もうか、何を着ようか、と悩みます。
しかし、自分のためにどれだけ思い悩んでも、自分の寿命をわずかさえ伸ばすこともできない。
それがわたしたち人間です。
イエス・キリストは、そんなわたしたちに、「空の鳥を見なさい」と言われます。
空の鳥は、わたしたちがするような仕事をしないのに、神さまはちゃあんと養ってくれているではないか、と。
また、「野の花をみなさい」とも言われます。
野に咲く花も働きも紡ぎもしないのに、栄華を極めたソロモン王でさえ、この花ひとつほどにも着飾っていなかった、と。
そして、あなたがたは、空の鳥よりも、野の花よりも価値あるものではないか、とおっしゃるのです。
何かのことで心配されている方。その心配を全知である神さまは、すべてご存じです。
わたしたちに必要なものなら、すぐにとはいかないでしょうが、全能なる神さまは惜しみなく与えてくださいますよ。
ですから、あれこれ思い悩むことはないのです。
心配しないでください。
だいじょうぶです。
神さまは、親が自分の子どもを愛する以上の愛でわたしたちを愛しておられますからね。
神さまの摂理に信頼し祈りましょう。
きっとうまくいきます。